2年前、サンガの来訪者から全国盲ろう者協会事務局にお勤めの女性をご紹介いただきました。
その女性は郷里が唐津市内。
その年に里帰りをされた折、わざわざ私に会いに来てくださいました。
手には白杖を握り、通訳兼介助者とご一緒でした。そして、視野が狭いので、この範囲でしたら手話が読めますと説明もいただきました。
それから今回「もうろうをいきる」の映画上映会の案内をいただき佐賀市へ観にいきました。
盲ろう者の日常生活ドキュメンタリー映画です。
みなさんは、「盲ろう」と聞いて何を想像しますか?
ヘレン・ケラーさんはご存知ですね。
「盲ろう」とは、目と耳が生まれながら不自由な人、また人生の途中で目や耳が両方とも不自由となった(重複障がい)人をいます。
事務局の彼女も映画に出演しており、会場に来ていました。久しぶりの再会に互いに笑顔でしたが、会場内が暗くて彼女には私の顔は見えなかったようです。ほんの短い時間ではありましたが、触手話(初めての経験、伝わっているのかが不安でしたが…)で会話ができました。
また会場で佐賀県視覚障害者団体連合会の森会長さんとも久しぶりにお会いできご挨拶ができました。